自分の問題を解決するために産業カウンセラー養成講座を受講する人

ヒーラー・セラピストになりたい方へ

ヒーラー・セラピスト・カウンセラーなど、援助職/心理職を目指す方にまず考えてほしいのは、誰をラクにするために学ぶのかということ。

大昔のお話ですが、以前「産業カウンセラー養成講座」を受講したことがあります。

私の場合は、その前に学士編入した大学で心理学やカウンセリングを学んだり、セラピーで個人セッションを数百時間受けて、当時抱えていた個人的問題を解決していました。

(その時々で人生の課題があり、自立も一生かけて体得する生き方ですので、課題がなくなったわけではありません。)

開講すると、自分の問題を解決する目的で「カウンセラーを養成するための講座」を選んだ人が多く、私とは受講目的が違うことに驚愕したのを覚えています。

例えばグループで傾聴実習をした際、小学校教師が「人の話を聞くってこういうことなんですね」と語り、非常に驚きました。(日頃、生徒の話をどうやって聞いていたのでしょうか)

傾聴は特別なスキルではありません。自分の感情や主観を交えず、相手の感情を受容して「心の訴え」に共感すること。小学校教師なら、そのくらいの基本的コミュニケーションスキルはあって欲しいものです…。

親が傾聴していれば、わざわざお金を払って習わなくても、家庭内のコミュニケーションで自然と身に付きますから、恐らくこの方自身も「傾聴される体験」が少なかったのでしょう。受講目的はこれですね。

受講生の印象としては、見た目は普通でも、エネルギー的に「心を閉ざして下を向いている人」が多く、「自分は何者なんだ…」というエネルギーがその場に集合した感じでした。

当然のことながら、受講目的が「他者を支援」と「自己を支援」とでは、学ぶべき内容が違いますし、受講にあたっての「心構え」も違いが出てきます。

「自己支援」の目的でカウンセラー養成講座を受講する場合は、そのことを承知して、わきまえておく必要があるでしょう。親子問題を解決できていない人が多い印象でした。

様々な心理カウンセラー養成講座がありますが、学校や講座選びの前に、ご自身の受講目的を明確にすることが大事ではないでしょうか。

自立コーチ三島

 
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■毒親相談.com主宰 三島恵実
(うつ病・毒親サバイバー)
 
野村證券在籍中に20代でうつ病を発症。
 
自殺未遂を繰り返したのち、セラピーに通い、うつ病と毒親(父が発達障害・母が自己愛性人格障害)の問題を克服。
 
2014年「これでよかった。十分だ」という内なる声と共に、圧倒的な至福感が湧き上がる体験をする。
 
その際、「両親が成長と目覚めの協力者」という「人生のしくみ」に気づく。
 
現在、「意識の成長と目覚め」を目的として、苦しみを心の解放につなげる自立コーチングを提供中。
 
オールドソウル(輪廻転生を卒業するたましい)

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